転職は人生の大きな転機ですので、後悔をしないように気をつけたいところです。
今回は、転職口コミサイトである転職会議の使い方を解説しつつ、
- 転職会議に口コミを投稿すると、職場の人にバレる?
- 転職会議の口コミってあてにならないって聞くけど本当?
- 転職会議に口コミを投稿すると訴訟を起こされるって聞いたけど本当?
という疑問についても解説していきます。
目次
転職会議について
転職会議は国内最大級の転職口コミ情報サイト
サイト名:転職会議
運営企業:株式会社リブセンス
社員クチコミ・評価スコア:約300万件以上
掲載企業数:462万社
求人数:17万件以上
登録ユーザー数:700万人以上
転職会議とは、株式会社リブセンス(東証一部上場) が運営する、企業の口コミがみられる転職口コミサイトです。wikipediaによると2020年現在で、掲載企業462万社、300万件の企業に関するクチコミ情報が掲載され、会員登録者数は700万人を超える日本最大級の口コミサイトです。
【公式サイト】https://jobtalk.jp/
\転職会議で企業の口コミをみる/
転職会議を運営するのは株式会社リブセンス
引用元:企業HP
会社名 | 株式会社リブセンス (Livesense Inc.) |
事業内容 | インターネットメディア運営事業 |
代表者 | 代表取締役社長 村上 太一 |
所在地 | 本社 東京都品川区上大崎2-25-2 新目黒東急ビル 5F 東京オフィス 東京都品川区上大崎3-2-1 目黒センタービル 8F 宮崎オフィス 宮崎県宮崎市橘通東3-6-19 EST2ビル 7F 京都オフィス 京都府京都市中京区河原町通二条下ル一之船入町376 クロトビル3F |
設立年月日 | 2006年2月8日 |
資本金 | 235百万円 (2018年12月31日現在) |
従業員 | 正社員 283名 臨時従業員 111名 (2018年12月31日現在、リブセンス単体) |
決算期 | 12月 |
株式会社リブセンス は、創業者の村上太一氏が早稲田大学在学時に創業した企業で、主に成果報酬型の求人媒体(マッハバイト、転職ナビ)の人材領域と、不動産領域でIESHIL(イエシル)というメディアを運営しています。
代表者は史上最年少(25歳)で東証マザーズ上場
代表者名:村上 太一
・1986年生まれ
・早稲田大学高等学院をへて早稲田大学政治経済学部を卒業
・大学在学中の2006年02月に株式会社リブセンスを設立
・2011年12月7日に東証マザーズ上場
・2012年10月に東京証券取引所市場第一部へ市場変更
・東証マザーズ上場時の年齢は25歳1か月で、自社の株式を公開した者として史上最年少となった。(Wikipediaより)
転職会議が目指すのは求職者が納得できる転職
転職会議は転職を本気で応援します。
インターネットの普及により、求人情報サイトや企業についての口コミサイトは、転職のための情報収集に欠かせない存在となりました。
転職会議コンセプトより
求人誌、貼り紙広告、ごく限られたコネと噂が情報源だった時代とは異なり、個人が気軽に意見を発信するための条件は整ったように思えます。企業側から宣伝される情報だけでなく、従業員や求職者の生の声を聞く環境ができたことは、転職業界の大きな変化とも言えるでしょう。しかし実際にはまだ、企業側で取捨選択されたPR情報が「転職情報」の大部分を占め、集積されずネット上に散らばっている口コミは、情報としての価値を十分に発揮できずにいるのではないでしょうか。
そこで転職会議は、従業員・取引先・家族の方など、企業に結びついたあらゆるネットワークからの情報が集まるよう、社風・年収・売上・入社対策その他の多様な軸を揃え、体系的な口コミの集積を目指しました。また、口コミだけではなく、企業からのメッセージ・インタビュー記事など、企業が直接発する情報も掲載し、気になる企業について360度の視点から分析できるよう工夫しています。
企業の外面と内面を深く理解してからの転職活動は、就職後のギャップが少ない「より良い出会い」「より良い社会」を生みます。求職者にとっての転職先も、企業にとっての新入社員も、今後を共に支え合う大切なパートナーです。企業からのメッセージや内外のあらゆる意見を総合的に判断し、求職者が納得して選んだ出会いが、どちらにとっても有益であることは間違いありません。
転職会議コンセプトより
転職会議はこれからも、皆様の転職を本気で応援していきます。
上記コンセプトにあるとおり、企業と求職者との情報格差を埋めることによって、転職後のギャップを減らすことがサイトの目的といえます。
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転職会議でできること
転職会議では、主に下記のことができます。
- 企業口コミ|企業の社員・元社員が書いた口コミや企業の評価が見ることができます。
- 年収まとめ|投稿された社員・元社員の年収データを集計したもの。職種ごとの年収まとめを見ることができます。
- 転職会議Report|口コミを元にした分析や、仕事のノウハウ、ビジネスマナー記事を見ることができます。
転職会議エージェント|IT・Web業界に強い転職支援サービス(転職エージェント)→サービス終了- 転職エージェントへの登録|会員登録時に入力した情報を元に、自分に合った転職エージェントや転職サービスがレコメンドされ登録をすることができます。
- 求人応募|転職会議はdoda、リクルートエージェント、パソナなどの転職サービスが保有している求人を20万件以上転載しています。転職会議から複数の転職サイトの求人を検索することが可能です。
転職会議では企業の評判・口コミを見ることができる
転職会議では、TOPページでは、企業検索と求人検索をすることができます。
企業検索画面は、業界・都道府県・フリーワードでの検索ができます。また、その検索結果を口コミ数順、総合評点順、アクセス数順で並び替えることが可能です。
口コミの種類(カテゴリ)は12種類
転職会議の口コミの種類(カテゴリ)は12種類に分類されています。
上の画像が企業ページです。
企業TOP、職種、評判、求人のタブがあります。
「企業TOP」ページでは企業概要、業績情報、総合評価を見ることができます。企業の概要を掴むためには、まずは「企業TOP」ページから順に見ていきましょう。
口コミの種類は以下のとおりです。
- 年収・評価制度
- 仕事のやりがい、面白み
- スキルアップ、キャリア開発、教育体制
- 福利厚生・社内制度
- 事業の成長性や将来性
- 社員・管理職の魅力
- ワークライフバランス
- 女性の働きやすさキャリア
- 入社理由、入社後に感じたギャップ
- 退職理由、退職検討理由
- 社長の魅力
- 面接・選考
知りたい感じる情報はほぼ網羅できていそうです。
年収・給料・評価制度がグラフで見やすい
企業TOPでは、年収分布や年代別平均年収も見ることができます。この情報は、口コミ投稿者のデータから算出しているものです。
企業の評判・口コミは「評判」ページに掲載されています。しかし、会員登録をしていない状態では、口コミにはマスクがかかっていて、ほとんど見ることができません。
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転職会議の評判・口コミを見るためには
転職会議の口コミを見る方法は二つあります。
- 無料会員登録+企業口コミ投稿
- 口コミパスの購入(39日間1,078円税込)
1つ目は、無料会員登録を完了して、自分が現在働いている企業もしくは過去に在籍した企業の口コミを投稿する方法です。少々時間がかかりますが、無料で一定期間全ての口コミを見ることができるようになるので、おすすめです。
転職会議に無料登録・口コミを投稿して口コミを見る手順(画像付き)
口コミを見るための流れは、「無料会員登録」→「メールアドレス認証」→「口コミ投稿」の3STEPです。
- STEP1:無料会員登録
転職検討度を選択します。
「希望年収」「希望勤務地(都道府県)」「希望業界」「希望職種」を入力します。(複数選択はできないので、最も希望している勤務地、業界、職種を入力することになります。)
「性別」「生年月日」「現住所」「現在の年収」「最終学歴」「最終学歴の学校名」「卒業年月」を入力します。
スキル(経験や資格)を登録します。こちらは任意入力なのでスキップすることは可能です。ただ、参考スキルとしてよくある資格やスキルをタップすることで入力できるので、手軽に登録できます。
現在在籍している企業(または直近で在籍していた企業)を入力します。
企業に現在も在籍しているかどうか、在籍期間、役職、マネジメント経験、職務内容を入力します。
職務内容は任意入力ですが、記入例を参考に記載すると便利です。
企業での経験職種を入力します。(ようやく終わりが見えてきました)
入力が完了すると、転職エージェントのレコメンドが表示されます。チェックをして登録をすることで面倒な入力が不要で転職エージェントに登録することができるので、興味のあるエージェントがあれば登録しても良いでしょう。
- 登録する場合→チェックをつけて「次へ」をタップ→エージェント用の個人情報を入力して登録
- 登録しない場合or後から登録したい場合→「辞退する」をタップすることでスキップすることも可能
ここで会員登録が完了しました。
会員登録に完了すると、
- 登録から48時間、全ての企業のTOP10の口コミが見放題になる
- 簡単な口コミ投稿で、件数制限なく口コミが見放題になる
STEP2:メールアドレスを認証する(GmailやYahooメールでログインした場合は不要でした)
一番最初に登録したメールアドレスに認証用のURLが来ているので、タップして認証を完了します。
「確認する」もしくはURLをタップします。(24時間以内に確認するようにします)
認証が完了すると、上部にあった赤いメッセージがなくなりました。
STEP3:口コミ投稿する(口コミを書く)
1投稿すると、全ての口コミが見放題となります。
なお、口コミを投稿することができるのは、自分が会員登録時に入力した企業のみです。
※虚偽の口コミを投稿することは控えましょう。それらしい口コミを投稿することで口コミを見ることができる可能性はありますが、そういった行動をする人が増えると、自分が見ようとしている口コミ自体の信頼性も無くなります。また、ガイドライン違反でアカウント停止などもあり得るかと思います。
口コミ投稿前の確認画面でガイドライン違反となる口コミ例が記載されています。口コミを見るためには、ガイドラインに反しない投稿が必要になります。
- 個人を特定する内容はNG
- 誹謗中傷はNG
- 誇張した表現はNG
- 直近の在籍期間を選択
- 在籍時の職種を選択
- 在籍時の雇用形態を選択
- 在籍時の役職を選択
- 給与や勤務時間の満足度を星5つで評価
- 給与を入力
- 所定労働時間を入力
- 平均残業時間を入力
- 年間休日数を入力
- 有休消化率を入力
- 友人や家族にどの程度お勧めしたいかを10段階で評価
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有料パスを購入して口コミを見る方法
2つ目は、月額1078円(税込)を支払って有料会員となり口コミパスを購入する方法です。
>口コミパスの購入ページはこちら
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転職会議の評判・口コミ
転職会議の良い評判・口コミ
転職会議の良い評判・口コミとして以下のものが挙げられました。
- 応募する前にやばい会社が分かる
- 転職する前の会社の実態が分かる
- 今いる会社の退職理由が分かる
- 企業研究に使える
転職会議とかの、口コミサイトを見ると、今の職場の退職理由に上司からのパワハラとか、上司とうまくいかないというのが何件かあり、納得しかなかった。口コミサイトに書かれていることは、本当に侮れない。
引用元:Twitter
転職にあたって転職会議っていう口コミサイトを企業研究として隅々まで読むのが好き。「社内恋愛が多い」「部活動があって交流が盛ん」て書いてある会社に惹かれる。
引用元:Twitter
就活会議とか転職会議とかオープンワークの口コミ見た方が会社の実態分かるからいい。
引用元:Twitter
やはり、会社の実態が分かるという点にポジティブな印象を持っている方が多いです。
口コミによって、評判のよくない会社の応募をやめて、転職時の無駄な応募を省いてくれるという意見もありました。全体的に企業研究や、ブラック企業に転職しないためのチェックツールとして活用されています。
転職会議のイマイチな評判
転職会議のイマイチな評判・口コミは以下のものが挙げられました。
- 良い口コミを企業の人事が書いているから信用できない。
- 会社のありのままを書いたら、身バレした。
- 会社のネガティブな面が多い
転職会議やオープンワークの口コミを見ていたら行きたい会社がなくなってしまった
引用元:Twitter
会社のありのままを転職会議にぶちまけたら訴訟されそうになったのはこのアカウントです。
引用元:Twitter
転職会議のよくある疑問
Q.会員登録すると個人情報はどうなるのか
結論からいうと、自分の知らないところで個人情報が第三者に渡ることはありません。
一部の転職会議に関する記事では、個人情報は第三者に提供されていると書かれていたりします。その中には、利用規約を読み間違えて、登録=個人情報を第三者に提供と断言している記事もあります。
明らかな事実誤認なので注意しましょう。
こちらが転職会議の利用規約です。
「利用者が選択した採用企業または弊社提携先人材紹介会社への」と記載されています。つまり同意していない第三者に提供されるわけではありません。ユーザーが登録することを転職会議上で同意した場合に情報が提供されると記載されています。
個人情報の取り扱いについても下記のとおり記載されています。
つまり、個人情報の提供については、本人から第三者へに開示する同意があった場合に、提供されることになります。
利用規約などの確認をしっかり取らず読者に対して誤った情報を提供しているサイトにはご注意ください。
Q.転職会議に口コミを投稿すると訴訟を起こされるって聞いたけど本当?
結論、ほとんどの投稿者は関係ありませんが、誹謗中傷や企業のネガティブな実態を誇張した表現の場合は訴訟を起こされる可能性はあります。
実際に、訴訟に発展するケースが過去にあるようです。※ただし、訴訟になったのは、口コミを投稿された企業とリブセンスの間です。
企業から投稿された口コミの内容が「不当な信用・名誉毀損」だとして転職会議の運営者であるリブセンスに対して投稿発信者の開示・削除と損害賠償請求を求めた訴訟がありました。
判決では、損害賠償は棄却されましたが、投稿内容は事実ではないと判断され、投稿者本人のメールアドレスの開示と投稿の削除が命じられました。
投稿者本人のメールアドレスまでは開示されたので、その後企業が投稿者に対して訴訟を起こしたかどうかは定かではありませんが、損害賠償の立証などは相当ハードルが高いというのが実情のようです。
こういったことに巻き込まれないようにするには、口コミ投稿時に記載されているガイドラインを守ることが重要です。
転職口コミサイトは、決して企業への不満を吐き捨てる場所ではありません。情報の非対称性が生まれないように、有用な情報をシェアしていく場所です。
自分の投稿した内容がサイトに訪れた他人にとって有益になるかという目線で投稿をしましょう。これは口コミサイトの投稿の最も重要なマナーと言えるでしょう。
口コミ投稿のガイドラインを守ることが重要
ガイドラインで望ましくない投稿とされている内容は下記になります。投稿前には必ずチェックしましょう。
- 個人に関する投稿
- 役員の私生活に関する投稿
- 個人を特定し得る投稿
(実名、伏せ字、イニシャル、ニックネーム、隠語、身体的特徴等)
- 誹謗中傷を意図した投稿
- 特定の個人に対する、外見的な容姿等に関して悪意ある感情的な表現。
- 特定の個人に対する、内面的な能力等に関して悪意ある感情的な表現。
- 特定の企業に対する、定義が曖昧な悪意ある感情的な表現。
- 個人及び企業に対する、乱暴な言葉遣いによる悪意ある表現。
- 事実関係の確認が困難な投稿
- 誇張した表現や、断定的な批判を含む投稿
- 閲覧者が不快に思う投稿
Q.転職会議に口コミを投稿すると、職場の人にバレる?(身バレリスクはある?)
結論から言うとバレないことの方が多いでしょう。
要は、口コミの書き方を工夫することで解決します。
口コミの内容をある程度一般化してしまい具体的な出来事を書かなければ、まず身バレしません。
とはいえ、社員が数人しかいない会社で辞めた人間があなた一人、という特殊な状況や、あまりに詳細な関係者しか分からないような口コミは、企業から見た時に身元がバレてしまう可能性があります。
自分の身元がバレないように投稿を工夫しましょう。
Q.転職会議の口コミってあてにならないって聞くけど本当?口コミの信憑性は?口コミを見るうえでの注意点
口コミを見るうえで3点注意が必要です。
- 全ての口コミを鵜呑みにしない
- 出来るだけ新しい口コミを見る
- 良い点、気になる点の両方が見る
口コミは匿名性となっているため、中には適当な口コミや嘘の口コミを投稿する人もいて、全ての口コミが信用できる訳ではありません。
他の口コミを見るために適当に書いたり、そもそも企業への個人的な怨みで悪い口コミを投稿する人もいるからです。
また、企業の担当者が、自社の評点を高く見せようとして、嘘の投稿をさせるケースも中にはあります。(実際に確認はできませんが、企業の絶賛しかしていない、他の口コミ内容とかけ離れ過ぎている、など)
大事なのは、口コミの確からしさを判断できる力をつけることです。
また出来るだけ新しい口コミを見ることも重要です。企業も組織という生き物ですから、経営者や中の人が変わることで、社内のカルチャーも大きく変わります。サイバーエージェントのような定着率が高い大きな企業でも、急成長していた時期は離職率が高くなったという過去事例もあります。
転職会議は良い点、気になる点のどちらも見ることができます。完璧な企業、完璧な組織は存在しないので、どこが優れていて、どこが足りていないか、という視点で見ることが重要です。
Q.メールがたくさん来て鬱陶しい。求人メールなどを受け取りたいor受け取りくない場合は
会員登録をすると、企業の情報や求人情報を受け取ることができるようになります。もし、メールを受け取りたくない場合や求人メール、企業からのメッセージを受け取りたい場合は、マイページの「通知設定」から変更することができます。
Q.口コミだけ信用していい?転職エージェントを併用するのがお勧め
やはり口コミの情報だけでは、どうしても主観的になってしまい偏ってしまう可能性があります。
そうならないために、複数の転職エージェントに相談し、第三者的な情報を獲得しましょう。
おすすめは、大手総合型であるリクルートエージェントなどに登録しながら、業界特化型などの専門系エージェントを併用する方法です。
人材業界は企業側から手数料をもらうビジネスモデルのため、1社だけに登録すると、どうしても企業側に有利な情報だけ伝えられたり、マイナスな情報が曖昧にされがちですが、複数併用することでエージェント側もオープンに話してくれやすくなります。
使わないと非効率?転職会議の便利機能
エージェント利用に関連して、転職会議を使うにあたり意外と知らない便利機能があるのでご紹介します。
エージェント同時登録機能
これは、簡単に言ってしまえば、転職会議に登録するだけで、複数のエージェントに登録することができる機能です。つまり各エージェントに登録する手間が省けることになります。
転職活動を経験したことがある方は、ご存知の方も多いと思いますが、エージェントへの登録は結構手間です。メールアドレスと名前だけではなく、過去の職務経歴や在籍企業、英語力、転職回数、希望職種、希望勤務地など、非常に多くの入力項目があるのが一般的です。それが複数エージェントへの登録となると、時間が非常にかかってしまいます。そのため、このエージェント同時登録機能を利用して、自分の希望エージェントにまず一括登録しておきましょう。
さらに便利なのが、転職会議のエージェント登録機能は、会員登録で入力した情報を基に自分に合ったエージェントをレコメンドしてくれます。筆者が登録した時は、リクルートエージェント、doda、ビズリーチとその他業界特化型のエージェントがレコメンドされました。
転職を考えていない場合や、転職エージェントに登録しない場合は、「辞退する」を選択するのが良いでしょう。
求人応募機能
求人応募機能は、転職会議に掲載されている求人に応募すると、dodaやリクルートエージェントなどの求人に応募することができる、という機能です。
インターネット業界では、アグリゲーション型の求人サイトと言われることが多いです。転職会議がdodaやリクルートエージェントと提携をしており、複数の求人サイトの求人を一つのサイトで探すことができるという便利な機能です。
【注意点】転職エージェントから電話がかかってきます
注意点としては、転職エージェントに登録をすると当日もしくは翌日くらいには電話がかかってきます。目的はキャリア面談の調整なので、事前にスケジュールを調整しておくと良いでしょう。仕事中にかかってくることも多いので、会社の携帯などは避け、個人の携帯番号を入力しておき、留守番電話の設定をしておくと良いでしょう。
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転職口コミを使うべきタイミングは転職活動を開始する直前
さて、実際に転職するにあたってどのタイミングで転職会議を利用するのが適切なのでしょうか。
転職活動を始める直前がおすすめ!情報収集をして転職エージェントに相談する
おすすめは、転職活動を始める直前です。転職会議に無料登録して、先ほどのエージェント同時登録機能を活用し、転職エージェントに数社登録をしましょう。面談まで時間があるので、口コミや評点を見て転職を希望する業界などの情報収集をしておくと良いでしょう。
既に転職活動を始めている方には…
既に転職活動を始めている方は、エージェントから紹介された企業や、自分が応募している企業の口コミや評点を見て情報収集すると同時に、面接の口コミを見て面接対策をすると良いでしょう。
転職活動が終盤を迎えてからでは遅い?
転職活動の最後に内定先の企業の口コミを確認する人も多いですが、あまりおすすめはしません。企業の良い面、悪い面の情報をあらかじめ把握しておいて、面接のなかで自身で質問するなりした方が良いでしょう。
口コミサイトの活用でブラック企業に騙されない
いかがでしたでしょうか。
転職会議を最大限に活用することによって、ニュースや公表データからは分からない内情を知ることができます。特に、長時間残業やパワハラなどのブラック企業を把握することで、人生の大事なライフイベントである転職に失敗する可能性を減らすことができます。あなたもぜひ活用してみてください。
ただし、昨今では「ブラック企業」という言葉が一人歩きしている印象を受けます。ブラック企業とは何かをしっかり理解して、世間のイメージに惑わされないようにしましょう。
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ブラック企業の特徴
基本的にブラック企業の特徴は以下です。
- 特徴1|長時間労働・過重労働
- 特徴2|休日が少ない・有給消化率が悪い
- 特徴3|基本給が低い・最低賃金を下回っている
- 特徴4|固定残業時間が長い
- 特徴5|離職率が高い
また厚生労働省が定期的に労働基準関係法令違反を行った事業者を公表しているリストの中に入っている企業は少なくとも過去にはブラック企業の要素があったと推測されます。
最近話題になったブラック企業マップも厚生労働省の公表リストが元になっています。
ブラック企業は誰にとってもブラック!という訳ではない
ブラック企業とひとくちにいっても、法令違反をしているか、そうでないかは大きな違いです。昨今の過度なブラック企業批判や、パワハラ、セクハラ批判の風潮も考えると、根拠のある事実なのか、単なる噂にすぎない情報なのか、しっかり見極める必要があります。
特に働き方が多様化している中で、誰にとってもブラック企業となりうる企業はごく一部に限られるのではないでしょうか。
例えば、営業ノルマがとても厳しく、商談が土曜日になることもあり、離職率も50%を超えている。しかし年齢に関わらず成果をあげた営業にはしっかりとした賞与が支払われる、といった企業を考えてみましょう。
向いていない方…ワークライフバランスを重視して、そこそこの給料があれば満足な方。
向いている方…年齢的に転職が難しくなっており、家のローンと子供の教育費などが必要で家族のためにお金を稼ぎたい方。若くて経験やスキルはないが、努力して同世代よりも高い給料をもらいたい方。
どうでしょうか。いわゆる巷ではブラック企業と言われるような企業でも、働く人のニーズ次第ではマッチした企業になり得るのです。大事なのは、その人の適性や仕事に求めものにマッチしているかどうかです。
まずは自分の優先順位が何なのか把握すること
転職をするにあたって、何を実現したいのかを言語化しましょう。多くの場合、以下の要素が関係してくることが多いです。
- 給料
- 勤務時間・残業時間
- 仕事内容・キャリアチェンジ
- 人間関係・社風
- 勤務地・働く場所
給料をあげたいのか、キャリアチェンジしたいのか、勤務時間を減らしたいのか、あなたが現時点で仕事に求めるものが何なのかをしっかり把握して、企業の情報を集めていくことが重要です。
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転職口コミサイト比較はこちら
以上、企業の口コミで評判や年収、面接情報が分かる転職会議の解説でした。
転職会議は日本最大級の転職口コミサイトですが、他にもOpenWork(Vorkers)やキャリコネなどの口コミサイトがあります。
それぞれの特徴やおすすめの利用方法をこちらにまとめています。
リアルな口コミを募集中
転職FITでは、転職エージェント・転職サイトの口コミを投稿することができます。投稿は匿名となっております。