登録会員6億4500万人!世界最大のビジネスSNS、LinkediInについて解説

Linkedinは世界最大のビジネスSNSの会社です。

日本では転職にLinkedInを利用する人はほとんどいないのであまり知られていませんが、世界では求人サイトではなく、LinkedInを使って転職が決まるのが一般的です。

実は、著者自身も、グローバル企業の採用を手伝う時に、LinkedInを活用してヘッドハンティング、リクルーティングをしていました。

今回は、LinkedInの特徴と、その使い方について解説していきます。

世界最大のビジネスSNSのLinkedinとは

本社米国カリフォルニア州
創業者リード・ホフマン
設立2002年12月18日
CEOジェフ・ウィナー
登録会員数6億4500万人(2020年3月時点)
親会社マイクロソフト
サービス提供国100ヶ国

LinkedInは米国カリフォルニア州で、リード・ホフマンによって創業されたビジネスSNSです。2016年にマイクロソフトに260億ドルという金額で買収されました。

今や、世界中でサービス展開しており、登録会員6億4500万人(2020年3月時点)、日本でも登録者数200万人といわれています。

日本では、まだリクナビやビズリーチが主流かと思われますが、会員数も大きく伸びています。

LinkedInの特徴

LinkedInの特徴は以下3点です。

LinkedInの特徴

  • 企業がダイレクトリクルーティングに利用している
  • 外資系グローバル企業はほぼ利用している
  • 基本は英語でのやりとり 

LinkedIn上で企業は採用活動ができ、グローバル企業のほとんどは利用しているので、Google、Facebook、Amazon、Microsoftなどの求人を見ることができます。

そして、やりとりは日本語ではなく、基本的に英語を使ってのコミュニケーションになります。

LinkedInでできること

引用元:LinkedIn

LinkedInで企業ができるのは以下4点です。

LinkedInで企業ができること

  • 企業の採用活動
  • 企業のマーケティング活動
  • 企業の営業活動
  • eラーニング(研修活動)

そして、ユーザー側ができることは、

LinkedInでユーザーができること

  • プロフィールページの作成
  • 投稿
  • タイムライン
  • つながり申請
  • メッセージ(DM)
  • 企業フォロー
  • 求人応募
  • eラーニング(有料)

SNSなので、プロフィールページの作成ができます。プロフィールには、いわゆる履歴書・職務経歴書を記載します。

投稿された記事はFacebookなどと同様に、タイムラインに表示されます。

知り合いを検索してつながり申請を送ることができます。また、つながった人と直接メッセージのやりとりを行うことができます。

Linkedinは、求人を検索することが可能です。

フリーワードで検索することができ、場所は日本だけでなく、世界中の求人を見ることができます。下の図はFacebookで求人検索した日本採用の検索結果です。

Linkedinでは、eラーニングを有料で受けることができます。

無料トライアルもあるので、30日間は無料で動画レッスンやコースを受講することができます。

LinkedInのメリット・デメリット

LinkedInのメリット

さて、LinkedInの大きなメリットは以下3点です。

LinkedInのメリット
  • 自分のプロフィールを公開して、日本の求人サイトや転職エージェントでは見つけることができない、求人に応募することができる
  • スキル・キャリアがマッチしていれば、企業のリクルーターから直接スカウトが来る
  • 海外の求人に応募することができる

外資系グローバル企業は、日本企業のように転職エージェントや求人サイトを中心とした採用活動ではなく、社内のリクルーターがLinkedInなどで直接スカウトをするのが主流です。

ですので、転職エージェントや求人サイトにない、求人に出会える可能性が高くなります。

LinkedInのデメリット

逆に、デメリットもあります。

デメリットは以下の通りです。

LinkedInのデメリット
  • 英語ができなければ、使いこなすことができない
  • 日本のスタートアップ、ベンチャーや大手企業の求人は少ない

やはり、共通言語である英語がある程度できなければ、スカウトが来ても、返信もままならないため、使いこなすことが難しいでしょう。

LinkedInを利用するためには、英語をある程度ビジネス上でも利用できていることが望ましいです。

また、日本人の登録や利用はまだ少ないため、日系の大手企業の求人は見つからないことが多いです。

さらに、日系のスタートアップやベンチャーは、企業のアカウントさえない場合がほとんどで、GreenやWantedlyなどで求人を探す方が良いでしょう。

LinkedInのスカウトについて

LinkedInからくるスカウトは2パターンです。

スカウトのパターン

  • 企業のリクルーターからくるスカウト
  • 転職エージェントからくるスカウト 

企業からのスカウト(実際のメール)

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LinkedIn 企業からのスカウト

どうでしょう。まず、英語力がないとスカウトの内容すら分からないですよね。企業からのスカウトは日本人などを気にせず英語でくることがほとんどです。

転職エージェントからのスカウト(実際のメール)

初めまして!グローバルIT企業やITベンチャーでの Business Development Manager, Director/ Project, Program Manager /Engineer /Sales 等のポジションのヘッドハントをしております●● の●● 申します。変化が激しい時代の情報源の一つとしてもご活用いただけると幸いです!

LinkedIn 転職エージェントからのスカウト

こちらは日本語でスカウトが来ていますね。日本人の転職エージェントが利用している場合は、日本語でスカウトがくることも多いです。

LinkedInを利用するべき人

現時点でLikedinを利用するべき人は、残念ながら、全ての人とは言えません。

利用するべき人の特徴は以下のとおりです。

LinkedInを利用するべき人の特徴

  • 外資系グローバル企業に勤めている人
  • 外資系グローバル企業への転職を狙っている人
  • 英語をビジネスシーンで利用している方
  • 海外の求人に応募したい方補足 

※今後、日系企業やスタートアップ、ベンチャーにも広がれば、もっと増える可能性はあります。

まとめ

以上からLinkedInについて改めてまとめると、

LinkedInまとめ

  • 世界で6億4500万人以上が登録している世界最大のビジネスSNS
  • 世界中の企業が利用していて、世界中の求人に応募が可能
  • 企業や転職エージェントからスカウトを受け取ることができる

以上です。

この機会にぜひLinkedInを利用してみてください。