転職をするとき、転職エージェントを利用することで、転職までの効率や成功確率がグッと上がります。しかし、世の中に転職エージェントが非常に多く、どれを選んで利用すればいいのか、分からないことが多いですよね。
今回は、元転職エージェントだった筆者からみて、リクルートエージェントの強み、特徴、世間での評判も含めて分かりやすく解説していきます。
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目次
リクルートエージェントとは
運営会社 | 株式会社リクルートキャリア |
設立 | 1977年11月 株式会社日本リクルートセンターとして設立 2012年 商号変更 |
上場/非上場 | リクルートホールディングスとして上場 |
売上 | 1,284億8,811万円(2018年3月期) ※リクルートキャリア全体 |
従業員数 | 4600名(2019年4月) |
その他のサービス | 新卒採用メディア リクナビ・リクナビダイレクト 中途採用メディア リクナビNEXT・キャリアカーバー 就職Shop |
リクルートエージェントは株式会社リクルートキャリアが運営する転職サービスの一つです。株式会社リクルートキャリアは2012年に株式会社リクルートエージェントが、株式会社リクルートHRカンパニーと統合され、株式会社リクルートキャリアに社名変更された経緯があります。
売上は転職エージェントとしては、日本最大で、従業員数も4600名と日本の転職エージェントでTOPを走る企業です。
リクルートエージェントの客観的データ
以下転職決定者データはリクルートエージェントHPより引用(2011年データ)
求人数(非公開求人数) | 公開求人90,077件 非公開求人 184,288件 (2019/06/15更新) |
拠点数 | 関東:東京、西東京、横浜、さいたま、千葉、宇都宮 関西・東海:大阪、京都、神戸、名古屋、静岡 他エリア:北海道、東北、岡山、広島、福岡 |
実績 | のべ53万人(2019年3月末) |
年収UP率 | 62.7% |
業界 | IT・通信:20.7% 医薬:12.3% 機械・輸送機器:10.9% 流通・接客・貨物:9.8% 化学・素材:8.2% 建設・不動産:7.2% 電気・電子:6.3% マスコミ:5.9% 金融:4.9% 食品・アパレル・日用品:4.9% 商社:2.4% 半導体:1.9% その他:4.6% |
決定職種 | 営業:26.8% IT・通信系エンジニア:14.2% 事務系スペシャリスト:12.9% 電気・機械・化学エンジニア:12.2% 医薬品営業・MR・MS:5.8% インターネット専門職:5.0% アシスタント職:4.3% 経理・財務:3.9% 建設・設備・土木・不動産関連職:3.0% 医薬品・食品・生物エンジニア:2.5% 品質管理・生産管理:2.0% 金融スペシャリスト:0.5% その他:7.0% |
決定年齢 | 25歳未満:14% 26歳〜30歳:44% 31歳〜35歳:26% 36歳〜40歳:10% 41歳〜50歳:5% |
求人企業の内訳 | 日系:89% 外資:11% 大手:21% 中堅:27% 中小企業:49% その他:3% |
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客観的データから見るリクルートエージェントの特徴と強み
客観的データから、リクルートエージェントの強みや特徴を解説していきます。
求人数・非公開求人数は圧倒的
公開求人・非公開求人合わせて27万件以上を保有しており、同じく大手のdodaが約13万件ですので、2位を引き離して圧倒的な求人数を保有しています。
業界・職種を幅広くカバー
上のデータから分かるように、リクルートエージェントは総合型の転職エージェントなので、業界・職種を幅広くカバーしており、採用支援実績があります。よほど特殊な業界や職種でない限りは、リクルートエージェントでサポート可能といえるでしょう。
年齢も幅広く対応可能!20代〜50歳まで決定実績あり
求人数が多いということは、それだけ対応できる年齢層も広がります。マイナビエージェントなど若手支援が得意な転職エージェントもありますが、リクルートエージェントは幅広い年齢で転職支援が可能です。
年収交渉に強み!リクルートエージェントを利用すると62.7%が年収UP
リクルートエージェントはいわゆる片面型(企業担当と求職者担当が別れる)のため、営業組織がしっかりしています。そのため企業との関係構築ができており、企業に対して求職者の年収交渉をする交渉力があります。
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リクルートエージェントの評判・口コミ
良い評判
ネット上にあるリクルートエージェントの評判として、
- 求人数が多く、良い担当に当たった
- 優良企業を紹介してもらえた
など、求人数と大手の強みに関する評判が多いのが特徴です。
中立的な評判
中立的な意見としては、
- 誰にでも役立つエージェントではない
- 優良企業もブラック企業も紹介される
などの意見がありました。
悪い評判
悪い評判としては、個人情報の削除に関する評判がありました。ただし、個人情報に関しては、年々業界全体で厳しくなっていること、リクルート自体過去の情報漏洩などもあり、社内的に厳しくなっていることから、あまり心配はないのではと思います。
その他、担当によっては、冷たくあしらわれる、連絡の返信が遅いなどの不満がありました。
こんな方にはオススメ
求人数が圧倒的に多く、担当キャリアアドバイザーも優秀な方が多いのが特徴なので、基本的には全ての方にオススメです。特に初めての転職という方には、自分が紹介してもらえる求人を理解するためにもぜひ登録しましょう。
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ただし、担当者の当たり外れが多かったりと、『リクルートエージェント』 1社だけを利用して転職活動をするのはおすすめできません。
転職活動をする際は、『リクルートエージェント』のデメリットを補うために、他の転職エージェントにも登録をすると安全です。
下記5社から、追加で2社ほど利用すれば万全です。
- リクルートに次ぐ大手総合型の転職エージェント|doda
- キャリアアドバイザーの手厚いサポートが特徴的|パソナキャリア
- 管理職や年収600万円以上の求職者に選ばれる転職エージェント|JACリクルートメント
- 20代の方や、優良な中小企業にも強い転職エージェント|マイナビエージェント
- 一都三県の首都圏に強い転職エージェント|type転職エージェント
登録自体は5分ほどですぐに登録完了できます。登録によって非公開求人も検索することができるようになるので、この機会に公式ページからの登録をオススメします。
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登録のやり方(費用は完全無料)
公式ページに行って、「転職サポートに申し込む(無料)」ボタンを押して、進んでいくか、下の項目欄に必要情報を入力して、申し込みを開始しましょう。
利用規約や個人情報保護に関する規約は下から確認できます。
「同意して次へ」で進むとプロフィール情報の入力がはじまります。入力項目はこちらです。
- 転職希望時期(すぐにでも、3ヶ月以内、6ヶ月以内、1年以内、未定)
- 希望勤務地
- 直近の年収
- 直近の経験職種
- 生年月日
- 性別
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- 最終学歴
- 英語力
- 就業状況(在職中・離職中)
- 直近の勤務先と在籍期間
- 直近の経験業種
- 直近の雇用形態
- 資格、その他要望
- リクナビNEXTの併用を希望するか
全ての入力が完了すると、登録したメールアドレスに、専用マイページの案内メールが届きます。メールが届いたら、早速パスワードの設定を行いましょう。(IDと仮パスワードが発行されています。)
アプリは?
リクルートエージェント利用者専用のスマートフォンアプリがあります。
レビュー自体は今ひとつです。転職エージェントの利用がメインなので、それほど利用する機会はないかもしれません。必須という訳ではないので、時間があればダウンロードしておきましょう。
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エージェントでは教えてくれない情報は、転職口コミサイトの利用がオススメ
転職エージェントは求職者をサポートしてくれますが、企業からの紹介料が収入源になるため、担当者によっては、企業の内情やよくない情報を教えてくれない可能性があります。
そんな時は、転職口コミサイトの利用がオススメです。
転職口コミサイトは、今や転職者の8割は企業の口コミサイトをみている言われるほど、多くの転職者は企業の口コミサイトを利用しています。
転職口コミサイトは、現職、離職済みの従業員の生の声が口コミや評点として投稿されているメディアです。第三者の匿名形式の口コミという特性上全ての投稿に信憑性があるとは言えませんが、残業時間や年収、面接、社内カルチャーなどの情報を収集するのに非常に有用なサイトと言えるでしょう。
中でも、以下の4サイトは企業数や口コミの投稿数が多く、参考になるのでチェックしてみてください。
- OpenWork|外資や大手企業の情報が豊富
- 転職会議|Openworkにない隠れた優良企業の情報が豊富
- カイシャの評判|会員登録なしで口コミを見れて、使いやすいサイト
- キャリコネ|年収・面接情報の内容が豊富
転職口コミサイトの比較を詳細に知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。リクルートエージェントの特徴、評判、求人数や費用について解説してきました。転職エージェント選びは自分にあった転職エージェントを見つけることが第一歩です。そのためには、複数の転職エージェントに登録して、しっかり担当者と面談を行いましょう。
あなたの後悔のない転職を願っております。